漢方体験

高校生の頃から生理痛が酷くて、腰が重く、酷い時は、何も手に付かないくらいでした。生理中はずっとトイレに座っていたい…と思っていました。

お風呂に入ると、すぐのぼせてフラフラして、おふろ上がりにバタっとベッドに倒れ込むと、30分ほどは立ち上がれません。辛い症状は生理中の1、2日くらいなので、なんとか気を紛らわしていましたが、本当に酷い状態でした。

社会人になり、一人暮らしを始めて、症状がいよいよ辛くなってきたので、相談に伺いました。

色々と話をきいてもらうと、良質な血の量が足りないとの事。「ちょろっちょろしか流れていないですね。」と言われました。もともと貧血体質でもあったので、妙に納得。良質な血分を増やす漢方薬と、生理中にだけに飲む粉薬を出していただきました。

とにかく冷やさないようにと先生から言われ、漢方と一緒に実践すると、次の生理は凄く軽くてすみました。もう良くなったのかなと思って、養生を忘れてしまうと、次の生理は凄く辛かったです。

辛い生理痛の次はまた養生も漢方も心がけて軽くなる…こんな調子で、生理の軽い→重いを繰り返していましたが、ある時先生に「生理はその周期の生活の通信簿よ。」と言われ、毎回油断せずにちゃんと養生しようと決心しました。

それからは、生理痛に悩まされることはありません。漢方の量も減って、今は症状のつらい時に漢方を飲むだけで良くなるまでになりました。血も増えたのか、ふらつきもありません。

生理期間中の1日2日とはいえ、辛い日から解放されて本当に良かったです。あの時、バタっと倒れ込んでいたのは何だったんだろうと思います。

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